2014年9月17日水曜日

【ニュース特集】#福島県知事選~どうやら出揃った立候補予定者






 県知事選 新人2人立候補表明 916



井戸川氏は、16日に福島県庁で記者会見し、「3年前の原発事故では、もっと被害を最小限に抑え、県民の悩みを少なくできたのではないかと考えてきた。福島の未来を思う気持ちから立候補する」と述べました。
高嶋氏は、16日に福島県庁で記者会見し、「福島を発信源として、人材を生かしながら、信念を持った政策を打ち出したい。また、道州制の導入などを目指したい」と述べ、福島県知事選挙に、無所属で立候補することを表明しました。





福島県の内堀雅雄副知事は記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めてとなる来月の福島県知事選挙について、「県民や市町村の希望をしっかりとサポートしたい」と述べ、立候補することを表明しました。
…福島県の内堀副知事は、11日午後、佐藤知事宛てに退職願を提出した後記者会見しました。
この中で内堀氏は、「県政の継続性や、佐藤知事の意思を継げる人間という条件を満たす者として県知事選挙に出たい。一人一人の県民や市町村の希望をしっかりとサポートしたい。復興のために新しいことにチャレンジして結果を出していきたい」と述べ、来月行われる福島県知事選挙に無所属で立候補することを表明しました。
【参照ビデオ】 民放各局から、順不同







福島知事選、前双葉町長の井戸川氏が立候補表明


 


 

2014年9月16日火曜日

【トピック】国道6号線の全線開通とオリンピック聖火リレー誘致


【トピック】国道6号線の全線開通とオリンピック聖火リレー誘致
帰還困難区域を縦断する国道6号線の車両通行規制の解除だけでも、とんでもないことですが、それにオリンピック聖火リレーの誘致が加わると、もはや絶句するしかありません。
(井上利男・記)

測定不能の6号線。
こんなエステーの線量計では計れない数値の空間線量がここにはある。
福島第一原発に最も近い6号線上の空間線量は明らかに二ケタ台の高線量に満ちている。
ここを誰でも通れるようにしたのは『無謀』でしかない。
今まで通り、許可証の発行された車輌だけでいいはずだ。
どんどん「復興への加速」の名の下に、一般の人を危険な場所へ導いていくことが正しいとは思えない。


 
…環境省は4月から8月にかけて沿線を除染した。同省によると、今回規制が解除される14キロ区間の除染後の平均線量は毎時3・8マイクロシーベルト。最大値は大熊町の福島第一原発付近の毎時17・3マイクロシーベルト…

約3年半ぶりに全線が通行可能となった6号国道を通る一般車両
=15日午前0時15分ごろ、富岡町


2014/09/15 に公開
福島県を通る国道6号線の一部区間は、福島第1原発事故による帰還困難区域に含まれる­ため、一般の車両の通行が規制されていたが、15日、およそ3年半ぶりに開通した。
営利目的での映像のエンベッドを禁じます。
カテゴリ:ニュースと政治 ライセンス:標準の YouTube ライセンス
【FNNサイト記事より抄録】
帰還困難区域に入る前は、0.17マイクロシーベルトだったのが、福島第1原発の周辺では、車の中でも、高い放射線量が測定された。
この14km区間は、オートバイや歩いての通行は、まだ認められていない。
また、車でも、被ばく防止のため、通行の際は窓を閉めるよう、政府が呼びかけている。
…つづきを記事アカイブでよむ




聖火リレーを国道6号に 投稿者 suisinjya

【トランスクリプト抄録】
佐藤知事は今日、東京オリンピック組織委員会の森会長と会談し、聖火リレーのコースに浜通りの国道6号を入れるよう要望しました。……
また、森会長は各国の選手団の合宿を県内で行うことについて「風評被害で来ないということは、あってはならない」と指摘した上で、こう話しました…
「その場合は、日本の選手が行って、合宿すればいいんじゃないですか、そこで。それでこそ、身を挺してやるというセービングの精神ですよ」
森会長は積極的に日本選手団の合宿を県内に誘致する考えを明らかにしました。




Cars enter a closed-off section of National Route 6 in the town of Tomioka, Fukushima Prefecture, near the Fukushima No. 1 nuclear plant after a ban on vehicles was lifted at midnight Sunday. | KYODO







Cars allowed to use highway section closed by Fukushima nuclear crisis

KYODO

The government had lifted a vehicle ban on National Route 6 through the area where residency is restricted due to the crippled Fukushima No. 1 plant, the first time that stretch of highway has been open to automobiles since the nuclear crisis began in March 2011.

【追補】

20140917日水曜日(抄録)
城門のようなバリケードが林立する住宅街=15日、福島県大熊町
…前日まで工事関係の車両が大半を占めた道路は、祝日とあってか、乗用車が頻繁に行き交う。原発事故で人影が全く消え、荒廃が進む街並みや農地の中で、南北に貫く国道の時間だけが、車と共に流れていた。(南相馬支局・大場隆由、いわき支局・古田耕一)
富岡町からいわき市に避難している男性(58)は原発事故後、なじみの道を初めて通った。「草ぼうぼうは想像していた。でも空気のにおいが前と違う。よどんだような、何と表現していいのか分からないにおいだった」
15日は取材で2度、往復した。車内の空間線量が最も高かったのは、大熊町夫沢の毎時9.01マイクロシーベルト。閉め切った車内の積算線量は片道平均で0.54マイクロシーベルトと、今回の開通区間と接する浪江町-南相馬市の国道6号と比べると20倍ほど高かった。

2014年9月15日月曜日

【海外報道】NYタイムズ「フクシマから3年 ~日本政府、原発再稼働を認可」

HTTP://WWW.NYTIMES.COM/

フクシマから3
日本政府、原発再稼働を認可
Three Years After Fukushima, Japan Approves a Nuclear Plant
マーティン・ファックラー MARTIN FACKLER 2014910
再稼働の安全性を最初に認証された九州の川内原発の原子炉2基。
Credit Kyodo News, via Associated Press
【東京】日本の原子力規制庁の動向が遊休中の核産業の操業再開に道筋をつけるものとして広範な注目を集めてきたが、同庁は10日(水)、3年半前のフクシマ核惨事以来で初めて1か所の原子力発電所が稼働しても安全であると発表した。
列島南部、九州の川内原発2基は、核監視に対する社会の信頼を修復するために2年前に創設された原子力規制庁によって、再稼働してもじゅうぶんに安全であると認定された最初の原子炉になった。福島第一原子力発電所における20113月の三重メルトダウンが、地震が多発する日本の原子力の安全性に対する社会の深刻な疑念を招いたあと、48基ある日本の商用炉のすべてが操業停止を余儀なくされていた。
承認を得たにしても、原子炉のいずれか1基を再稼働するには、おそらく何か月もかかるだろう。同原発を運営する九州電力株式会社はさらなる安全検査に加えて、原発周辺の地方自治体の同意を得なければならない。地元メディアの報道によれば、おそらく10月に首相が原発再稼働の可否を最終的に決定することになる。
この承認は、大企業を支援し、長らく衰退してきた国家経済を再建する戦略の一環として、原子力の復活を望んでいる安倍晋三首相が率いる政府が、規制庁に加えた強烈な政治的圧力に従ったものである。日本の貿易収支は赤字が膨らんでおり、当地の多くの向きがこれを原子力電源の喪失を穴埋めする輸入燃料のコストが膨れあがっているせいだとしていて、安部首相はこうした状況に終止符を打つことも狙っている。
しかし、世論調査によれば、国民は依然として原発の安全性を疑っており、また、安倍氏の与党、自由民主党が強固な政治力をもつ核産業と久しく緊密に繋がってきたことから、同党の安全を請け合う資格についても懐疑的である。そのような疑念は、7月に原子力規制庁が川内原発の安全措置に対する承認を表明した報告素案を発表したあと、1か月間のパブリック・コメント募集期間中の先月に表沙汰になった。
規制庁は寄せられた意見が予想以上に多く、17,800通に達したと発表した。その多くは、火山活動が活発な地域に立地する川内原発の安全性について多大な疑念を表明していた。それなのに規制庁は、4日(木)、7月の結論を大して修正することもなく再確認しただけだった。
規制庁は18,600ページになる九州電力作成の関係文書を精査した結果、また同庁独自の施設検査の結果を併せて、決定を下したという。原子炉とその他の設備、また緊急時に対処するための不測事態対応計画は、同庁が昨年7月に採用した安全基準を満たしているともいう。
規制庁の委員、大島賢三氏は「何よりもパブリック・コメント(に寄せられた意見)の膨大な数が、再稼働問題、および原子力の安全性に対する深い敏感さを反映していると思います」と記者らに語った。「また、福島事故のあと、その経験から学び、安全レベルを引き上げたいという強い欲求をも反映しているとも見ています」
規制当局者らは、新たな安全基準が地震と津波によって福島原発になくてはならない冷却システムが機能停止を余儀なくされたことで起こったフクシマ核惨事の教訓を全面的に取り入れており、世界で最も厳格なものであるといって国民を安心させようとした。
再稼働反対派は、規制庁がパブリック・コメントで挙げられた懸念の声を無視していると主張した。彼らは、規制庁が独立性を高めた監視を求める切望に包まれて発足したはずだが、ますます行政の都合に合わせて、めくら判を押しているように見受けられるようになっているという。
川内原発の再稼働を阻止する運動に関与してきた鹿児島大学の平和学専攻教授、木村朗(あきら)氏は、「安倍政権が規制庁に強烈な圧力をかけていたのは明白です」といった。「この政権は、民意を完全に無視して、もっぱら政策を強行しています」。
本稿の紙面版は、2014911日付けニューヨーク版第6面に掲載。タイトル:” Three Years After Fukushima, Japan Approves a Nuclear Plant.”

【関連記事】
http://newsphere.jp/



【規制委に圧力】
鹿児島大学で平和学を教える木村朗教授は、「安倍政権からの強い圧力があるのは明らか」とし、政府が国民の意志を無視して、そのアジェンダを押し通そうとしていると述べる。また、再稼働反対派も、より独立した監視を目指し作られた規制委が、どんどん政権のためのゴム印化しているように見える、と非難している(ニューヨーク・タイムズ紙)。



「一般意見は今後に生かすべき」
大島賢三委員は「採用されなかった意見も多いが、原発の安全性をさらに高めるための具体的な提案や規制基準の見直しを求めるものもある。公表して終わりではなく、今後の安全研究に生かしたり、対応を検討したりしていくべきだ」と述べました。









田中龍作 20140910
どんな手を使ってでも原発を再稼働させたい安倍政権の姿勢が露わになった。
ウソで塗り固めた九電・川内原発の審査書案を、原子力規制委員会がきょう、承認したのである。再稼働への合格証書が与えられたのだ。
日頃は飄々としている田中委員長だが、きょうは表情も硬く下を向いたままだった。
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日、原子力規制庁 写真:筆者(田中龍作)