2016年2月27日土曜日

【告知板】アピール「鹿児島県に脱原発知事を!」実現する会有志

鹿児島県に脱原発知事を!

 鹿児島県に脱原発知事が誕生したら、と思うと胸が躍る。国が推し進める原発再稼働ラッシュに太い楔を打ち込むことが出来るからだ。だが、これは決して夢ではない。

 全国の原発が止まっている中、川内原発1、2号機の再稼働をしゃにむに推し進め再稼働ラッシュのロ火を切った鹿児島県知事伊藤祐―郎が、7月に行われる県知事選にまたもや4選出馬するというなんともはやの中、対抗馬として元テレ朝コメンテーター三反園訓氏が立候補を表明した。裏を探れば、県知事の椅子をめぐって、旨い汁にありつこうとする地元自民党派閥争いの代理戦争ということらしい。

 なんという事だ。脱原発を掲げる立候補者はいないのか?
目されている人は居る。この間、川内原発再稼働を止めるたたかいの先頭に立った「ストップ川内原発!3・ 11鹿児島実行委員会」事務局長の向原祥隆氏である。

 前回知事選の際、候補者探しに奔走したが、辞退されるなどしてやむなく自身が立候補を決意したという義の人だ。投票日まで2か月という短期間にもかかわらず20万余票を獲得した伝説の持ち主でもある。

 相手の伊藤祐一郎は39万余票であった。保守王国鹿児島のこの20万票の持つ意味は大きい。自民党派閥対決の中、十分に知事選に肉薄出来る数字である。鹿児島県民20万人の意志を無にしてはならない。

 鹿児島県知事選を制することは一鹿児島県の問題にとどまらない。原発は止めるべきだと考える全国数千万の人々の願いにかかわることだ。その影響は原発再稼働の流れを変える強力な一撃となるに違いない。したがって鹿児島知事選は全国的脱原発運動としての性格を持っている。

 しかし、向原氏は今回の県知事選への立候補をまだ決断していない。様々な理由はあろうが、自身が経営する南方新社という出版社経営の責任ということもありそうだ。南方新社は地方小出版社とはいえ、鹿児島から琉球諸島へ至る特徴を生かした地域の自然、文化、歴史を紹介する400点もの優れた書籍を世に出してきた。

 私たちは向原祥隆氏の決断を促す以外にない。一刻も早く鹿児島知事選出馬の決断をして頂くことだ。これは全国・反原発運動の願いでもある。向原氏の立候補と当選は、当面の我が国の脱原発・反原発運動の局面を変えるものだ。

「向原、立て!」の声を全国で起こそう。先ずは南方新社の本を買おう。

向原氏が立候補に踏み切れる環境作りを勝手連的に始めよう。

脱原発を願う全ての人々の力を結集して、鹿児島に脱原発知事を誕生させるのだ。

2016年2月 「鹿児島県に脱原発知事を!」実現する会有志

連絡先:
稲井邦利(090-36993992)今井忠博(090-1818-7911)江田忠雄(090-5339-2243
小川正治(090-3202-7897)須藤光郎(08043446312)成本秀隆(090-3439-0476
野村昌平(090-2422-6748)福田良典(090-7276-9035)渕上太郎(090-39 19-0604
細井正治(080-4147-8001)山本礼治(090-6517-3341


FYI:参考記事】

中島健 201512311748
テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)氏(57)が、今年7月に任期満了を迎える鹿児島県知事選に無所属で立候補すると31日、表明した。三反園氏は「地方間の格差が開いている。鹿児島を改革し、元気にしたい」と語った。知事選には現職の伊藤祐一郎氏(68)が4選をめざして立候補する意向を示している。


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