2012年8月15日水曜日

ミシェール・フェルネックス博士「福島、無視されるチェルノブイリの教訓」


福島を訪れたバーゼル大学名誉教授・ミシェール・フェルネックス博士のインタビュー。たまたまツイッターで見つけたもので、背景情報など不明ですが、とりあえず紹介しておきます。
わたしは、福島県立医科大学の心臓科、泌尿器科、内科、眼科の医師ら4名とお会いしました。彼らはみな、放射能汚染に関連した疾病に気づいていないようでした。彼らは若い患者の心筋梗塞、糖尿病、眼疾患を目のあたりにして、たいへん驚いていました。わたしは、汚染、とりわけセシウム137による汚染とこれらの病気との関連を際立たせたバンダジェフスキー教授の業績について彼らにお話ししました。
福島県立医大では、放射線に言及しないようにとの指示が与えられていました。ある若い生態学教授が核惨事の子どもに対する効果の研究を試みたのですが、脅迫を受けましたた。教職員の大半はみずからの職を守るために、命令に従い、見て見ぬふりをしていました。これは非常に深刻です。強力な研究能力を有する日本のような国は、放射能汚染に由来する遺伝子変化をさらに調べ、世代から世代へと受け継がれる遺伝的異常を減らすために変異原対抗手段を開発すべきです。
甲状腺疾患はすでに目に見えていますが、癌発症には時間がかかり、脳腫瘍が発症するのは、子どもで4年のうちであり、成人の場合、もっと遅くなります。低体重出生児の数が増えています。女性胎芽のほうが損傷しやすいので、女児出生数は5パーセント減少します。新生児疾患やダウン症候群の発現はいまだに隠されています。

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